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2020年7月1日、東京都庁は新型コロナウイルス感染症対策のため休止となっていた北展望室、南展望室の利用を再開した。当面の間短縮営業とし、南北の展望室の両方とも午前10時から17時までの開室となる(最終入室は16時30分)。
なお記念スタンプや、VRスコープ「Tokyo Future Travel Scope」、北展望室のカフェスペースおよび土産コーナーは引き続き休止。南展望室の一部の店舗は再開し、草間弥生がデザインを担当した『都庁おもいでピアノ』は、写真撮影のみ許可されている。
訪れるには、まず東京都が作成した『東京版新型コロナ見守りサービス』のQRコードをスキャンしてメールアドレスを登録する必要がある。アプリをダウンロードする必要はなく、ほかの訪問者の感染が判明した場合メールで通知される仕組みだ。
また展望台には、次の新しい安全対策も実装される。
・入室時に検温を行い、37.5度以上の熱や風邪のような症状のある場合は入場を拒否。
・小学生以上の子供を含む来場者は、常にマスクを着用。
・入室前に手指の消毒を行う。
・ほかの来場者と常に安全な距離を保つ。
・滞在は1時間以内。
この対策サービスは、現在東京都の美術館や博物館、公園、庭園などさまざまな場所で実施されている。感染対策に注意の上、地上202メートルの高さから見る東京の景色を楽しんでみてはいかがだろうか。
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