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東京都が感染状況を最も高い警戒レベルに引き上げ

飲食店への時短営業はなし、小池知事が「5つの小」を呼びかけ

Kaila Imada
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Kaila Imada
Associate Editor, Time Out Tokyo
Tokyo at night
Photo: Hugh Han/Unsplash
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ここ数日間で、北海道に続き東京都でも新型コロナウイルスの感染拡大が続いている。2020年11月19日の感染者数は新たに534人報告されており、1日の感染者数が500人を超えるのは初。これを受けて東京都は、2カ月ぶりに警戒度を最も高い水準に引き上げることを決定した。

東京都知事の小池百合子は臨時会見を開き、「会食や外出先から家庭内にウイルスを持ち込んで感染するケースが相次いでいる」として、「3密」に続く新たなガイドラインを発表。そして、「会食は『小人数』。できれば『小一時間』。『小声』で楽しんで、料理は『小皿』に分けて、『小まめ』に換気や消毒をしていただく」と「五つの小 (こ)」を意識してほしいと呼び掛けた。

これらのキーワードに加え、医療従事者への「心遣い」も忘れないようにと訴えた。なお、今回の警戒レベル引き上げに伴った飲食店への時短営業などの要請は行わない。年末に向けて、感染拡大防止と社会経済活動の両立を図る方針だ。また、今後の時短営業についての決定は重症者の数に左右されるだろうとも述べている。

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