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2018年3月29日(木)、日比谷公園近くに新たな商業施設、東京ミッドタウン日比谷が誕生する。都心最大級となるTOHOシネマズのシネマコンプレックスが入居することでも話題だが、商業施設と言えば、やはり飲食店のチェックは欠かせない。ここでは、3月29日時点でオープンするレストランで、ぜひ訪ねてほしい店を厳選して紹介する。日本初上陸のレストランや、限定メニューを提供する店など、魅力的な店が揃った東京ミッドタウン日比谷。足を運ぶ前に、ぜひチェックしてほしい。
1. ブヴェット
ニューヨークとパリで人気のガストロテック、ブヴェット(Buvette)の世界3号店。ガストロテックとは、時間にとらわれず、1日中利用できる場所や環境を意味する言葉として、オーナーシェフのジョディ・ウィリアムズによって作られた造語だ。140席ほどある店内では、サラダやワッフルサンドウィッチ、タルトタタンなど、他の2店舗と同じ料理を提供する。アンティークに囲まれたノスタルジックな空間で食事を楽しもう。
2. 南禅寺瓢亭 日比谷店
京都の老舗料亭、南禅寺瓢亭の新業態。本店とは異なる、初の割烹スタイルで営業する。料理もさることながら、特筆すべきは、商業施設の中にある飲食店とは思えない、高級感溢れる内装だ。飲食スペースまでに趣のある小道を設けているほか、壁はジュラク壁風に。乾燥してしまうと割れてしまうことから取り扱いが難しいという竹も随所に散りばめ、京都らしさを演出したという。席は、カウンターやテーブル席のほか、茶室も用意。通常、懐石は畳の上で味わうことから、カウンターのテーブルも畳になっている。メニューは、ランチタイムに『点心 6品』(7,000円)と『懐石』(1万2,000円)、ディナータイムに『懐石 9品』(1万8,000円)と『懐石 11品』(2万3,000円)を提供する。
「素材は宝石」をコンセプトに、素材そのものの味を大切にした料理を提供するフレンチレストラン。パリに本店を構えるレストランで、日本では初の店舗となる。「素材が並んでいる様子を見て、目でも味わってほしい」「来店客に料理のプロセスを楽しんでほしい」という想いから、店内はカウンター席をメインにした作りに。メニューはコースのみの提供で、ランチは5,000円から、ディナーは1万5,000円から用意されている。アレルギーや好き嫌いがある人は、電話などで予約をする際に伝えておけば、対応してくれるそうだ。
日本全国の美味しい食材を楽しめるレストラン。季節ごとに2つの土地に焦点を当て、その時期の旬の食材を使った料理を提供する。ランチメニューには、メイン料理をサーモンのオーブン焼きや、アンガス牛サーロインのステーキなどの4種類から選べる『DRAWING LUNCH』や、『炭火焼きローストビーフのDRAWINGサンド』などを用意。店内も広々としており、開放的な空間だ。屋外には、パークビューガーデンを囲むように設置された席も設置。これからの季節は、心地よい風を感じながら、気持ちよく食事ができるだろう。
チーズ工房併設のピザダイニング。東京近郊の牧場で絞られた生乳を使い、工房では『モッツァレラ』『ブッラータ』『リコッタ』の3種類のチーズが作られている。メニューは、フレッシュチーズの代表格である『つくりたてモッツァレラ』や、モッツァレラ生地の中から生クリームがしたたり出てくる『つくりたてブラータ』など、チーズそのものの味をダイレクトに堪能できるメニューのほか、チーズを主役にしたピザも提供。ピザのメニューは、『マルゲリータ』や『アルピーノ』『サルシッチャ』など、8種類が用意されている。
食後のデザートには......
パティスリー&カフェ デリーモ 東京ミッドタウン日比谷店
各レストランでもデザートは用意されているかもしれないが、スイーツ好きであれば、パティスリー&カフェ デリーモ 日比谷店限定で提供されているパフェ『メランジュ フリュイ』を見逃すわけにはいかない。この時期に提供されているのは、酸味と甘みのバランスが良い『あまおう』とチョコレートをあわせたもの。『あまおう』のフレッシュさはもちろんのこと、ショコラアイスとピスタチオアイスの上品さも印象的な一品だ。シャンパンジュレがほどよく味をしめたパフェは、味のバランスも抜群。決して甘すぎず、大人向けの味わいとなっている。