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新型コロナウイルスの世界的大流行により延期を余儀なくされた『東京2020オリンピック・パラリンピック』だが、東京都は来年の開催に向けて選手や観客の安全を確保するための新たな健康対策を進めている。一方で、到着時に義務付けられている14日間の隔離については、緩和する措置も検討されているようだ。
ジャパンタイムズは、大会組織委員会が2020年11月からオリンピックのチケット払い戻しを開始すると報道している。また、パラリンピックのチケットについては、翌月の12月から払い戻しが可能になるようだ。東京大会の観戦チケットはこれまでにオリンピックがおよそ48万枚、パラリンピックがおよそ97万枚販売されており、これらのチケットはそのまま来年の大会でも使用できる見通し。払い戻しの具体的な方法については、近く発表される予定だ。
また、日本政府と大会組織委員会は来年の大会の簡素化も検討しており、これにより観客数の削減が検討される可能性も出てきた。委員会は今後の状況と照らし合わせながら、2021年春までに方針を固める見込みだという。
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