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現在、新型コロナウイルスの感染者が急増している。特に東京や北海道、大阪などの主要都市では、新規陽性者数が毎日更新され、これまでの人数を上回る日が続いている。政府はウイルスの拡散を抑制するため、感染率が上昇している都市でのGo To トラベル キャンペーンを一時停止に向けて調整に入った。
キャンペーン中止の決定は都道府県知事に委ねられており、感染者数の増加を理由に、大阪と札幌が一時中止する最初の都市となりそうだ。
北海道知事の鈴木直道は2020年11月23日、札幌を全国の国内観光補助金から撤退させる方針を表明。同様に大阪府知事の吉村弘文は、11月27日(金)から大阪をキャンペーンから外すよう要請した。交通相の赤羽一嘉は24日夜に、札幌市と大阪市を目的地とする旅行を一時停止することを正式に発表。停止期間は11月24日から12月15日までの3週間となる。
東京は、11月24日にキャンペーンに関して首相の菅義偉と都知事の小池百合子が会談を行ったが、最終的な発表は現時点で不明である。
Go To トラベル キャンペーン一時中止によるキャンセルや期間は?
朝日新聞によると交通相の赤羽は、除外の期間は3週間を想定しており、利用客からはキャンセル料をとらない。観光事業者が被る実損分の補償として、国は原則、旅行代金の35%を予算から出す方針であることを表明。札幌市や大阪市の住民が市外に旅行するときは、引き続き割引の対象とするという。
なお政府は、都道府県知事にGo To Eat キャンペーンに関しても中止を検討するよう促している。
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