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旧芝離宮恩賜庭園にて入場無料のライトアップイベントが開催中

Mari Hiratsuka
テキスト:
Mari Hiratsuka
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「日本文化や和の世界観のアップデート」をコンセプトとするライトアップイベントが、竹芝の旧芝離宮恩賜庭園で、2018年11月24日(土)まで開催されている。期間中は、17時30分〜20時30分まで閉園後の公園を解放し 、フードや酒も販売。入園は無料だ。

イベントは、竹芝エリアマネジメントが主催し、近隣の就業者や訪日観光客へ向けた、ナイトライフコンテンツ活用の実証実験として開催している。

旧芝離宮恩賜庭園は、江戸初期の大名庭園のひとつ。当時、園内の池は海に面した潮入りの池で、波音が聞こえ、爽やかな潮風が屋敷まで届いていたと考えられている

東京都の公園が所有する傘を、今回のために集めた

ライトアップの演出を手がけたのは、京都のクリエイティブスタジオ、ワントゥーテン。代表の澤邊芳明(さわべ よしあき)は、「旧芝離宮のもつ歴史に興味を持ちました。昔は、爽やかな潮風が屋敷まで届いていたそうで『潮風を感じる』をコンセプトに演出を考えました」と話す。また、見どころについては「来場者の方々には、池のほとりで400年前の江戸の風景を思い浮かべながら、酒と食事を楽しんでほしいですね」と力を込めた。

園内に入ると朱色の約1000個の風車が出迎えてくれる。この風車は、風量計として機能。庭園内の風の動きを感知して、灯りをリアルタイムで制御している

最終日には、普段は公開されていない弓道場で尺八のパフォーマンスが行われるので、この特別な機会にぜひ足を運んでみてほしい。

『芝離宮夜会 by 1→10 Lights interact with nature』の詳しい情報はこちら

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