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新型コロナウイルス(COVID-19)の感染拡大防止のために行われた緊急事態宣言が5月に全面解除された。2020年6月19日には県外移動自粛の解禁。それを受け、タイムアウト東京では日本語、英語サイトの読者に向けた『New Normal Survey(ニューノーマル・サーベイ)』(以下、サーベイ)を実施した。
6月26日〜7月2日の期間中、タイムアウト東京日本語サイトで実施したサーベイには計165人からの回答があった。ここでは、その結果を紹介したい。
New Normal Surveyから見えた7のこと
旅への意欲に関して
1. 県外を出ることにはまだ慎重な声が多い
「県外移動自粛の解禁された6月19日以降、在住する県の外へ旅行に行きましたか」という質問に対し、半数以上となる84%の人が「いいえ」と回答。その理由として「まだ外出は安全ではないから」(58%)次いで、「時間がなかった」(20%)「県外に行く必要性を感じない」(20%)であった。外出は安全と感じられない人が半数以上となり、遠出をすることへの不安は大きいことが分かる。
「今後、旅行の予定はありますか」という問いに対しても「はい」と回答した人は29%に留まった。英語読者へのサーベイでは、同じ質問をした際に71%が「はい」と回答しており、日本人の慎重な姿勢が見える。
2. 「Go Toトラベルキャンペーン」への期待は大きい
「Go Toトラベルキャンペーン」の認知度は高く、85%が「知っている」と回答。「利用したいと思いますか」という問いにも91%が「はい」と答えており、施策への期待が大きいことを表している。現状では具体的な旅行の計画を立てていない人が大半だが、「Go Toトラベルキャンペーン」の開始によって国内旅行の需要も上がりそうだ。
3. すでに旅行を計画している人は夏休みから
今後の旅行の予定に関しては「いいえ」(71%)、「はい」(29%)とまだ計画をしていない人が多い。「いつ行く予定ですか」という質問では、7月が36%と最多、
旅の期間は2泊3日と答えた人が最も多く45%。次に1泊2日が28%となっている。週末や連休での小旅行を考えているようだ。 英語版の読者は1週間と回答した人が39%で、長い期間の旅行を考えているという違いがあった。
また、予算に関しては、1万〜5万が47%と最多、次いで6〜10万が43%となり、英語版では、6〜10万円が最多だったが、日本語版の読者はもう少しリーズナブルな旅を希望しているようだ。
4. 旅先は自然豊かな場所が人気
今後の旅の予定について、最も多く挙げられた行き先は静岡(
旅の目的に関しては、「自然やアウトドアのアクティビティ」が20%で最も高く、次いで「食事」が19%だった。緊急事態宣言中は家にこもりきりだった読者にとって、都会の喧騒を離れて自然を感じることが今後の旅行のトレンドとなるかもしれない。
5. ワーケーションも注目が大きい
「ワーケーション(仕事と休暇を両立する新しい働き方)をしてみたいと思いますか」という問いに対して、87%が興味を示している。場所に関して(回答は選択制)は、温泉地(29%)、
理由として最も多かったのは「
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ライフスタイルに関して
6. 外出はしているが、衛生管理の徹底は不可欠
「緊急事態宣言解除後、何をするようになりましたか」という質問に対して、「不要不急以外は外出をしない」という回答をした人は6%にとどまった。 最も多かった回答は「外食」(29%)で、次いで「買い物」 (22%)、「友人との宅飲み」(21%)。日常が少しずつ戻りつつあることが分かる結果だ。
一方、「パーティ」「イベントへの参加」「バーやクラブへ出かける」はそれぞれ(2%)と、密な場所や人が多く集まる場所への不安は未だに大きい。
「外出先のコロナウイルス対策についてどのように感じますか」という質問に対して、「十分だと思う」と回答した人が45%で、「不十分だと思う」と回答した人は38%。外出への不安は多少残っている様子も伺える。
外出先を決める際の判断基準については、「ソーシャルディスタンシングができる」(28%)、「清潔で消毒されている」(26%)、「人がマスクをつけている」(25%)と、衛生管理の徹底が外出の前提条件となっていることが分かる。
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7. オンラインでの購入は食品デリバリーが最多
「6月を振り返って、オンラインで最も買った物は何ですか」という質問に対して、「食品デリバリー」と回答した人が43%、次いで「食品」(19%)、「服」(11%)であった。4月に行った「#StayHome Survey」(約200人が回答)では、同質問に対し「食品デリバリー」と回答したのは7%だった。デリバリーして自宅で食事をするというスタイルが人々の生活に根付き始めていると言える。
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