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新宿駅前に7メートルの彫刻が誕生、パブリックアートに親しんで

松山智一によるインスタレーションが新宿イーストスクエアで公開

Kaila Imada
テキスト:
Kaila Imada
Associate Editor, Time Out Tokyo
Tomokazu Matsuyama Shinjuku
Photo: Kisa Toyoshima
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東京には巨大な絵画や見事な彫刻など、至る所にパブリックアートがある。2020年は、渋谷パルコセクシーロボットチームラボの手がけるデジタルアートが誕生した。このほど新宿駅前に公開された彫刻は、ニューヨーク、ブルックリンを拠点とする日本の現代アーティスト、松山智一による『花尾(Hanao-san)』という7メートルの高さの作品だ

Tomokazu Matsuyama Shinjuku
Photo: Kisa Toyoshima

JR東日本旅客鉄道株式会社とのコラボレーションによって生まれた今作は、JR新宿駅東口前すぐの新宿イーストスクエアに設置。東京の中心部にパブリックアートインスタレーションを宣伝することを目的とした、ルミネが行うアートプロジェクトの一部となっている

Tomokazu Matsuyama Shinjuku
Photo: Kisa Toyoshima

松山は伝統的な日本のイメージと、アメリカのモチーフを色層のパターンで表現した作品で知られているアーティストだ。花束を抱いた少年をイメージした『花尾(Hanao-san)』の周囲には、カラフルなグラフィックも施されている。花は自然を、ステンレス鋼の彫刻は都市の具現化として制作され、彫刻の周囲にはスツールとベンチがあり、作品をさまざまな角度から楽しめる。

新宿イーストスクエアに行くには、駅の出口A8またはA9を経由するのが最適のルート。このエリアは24時間解放されているため、いつでも立ち寄ることが可能だ。

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