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新型コロナウイルス感染拡大への対応として、公共施設やイベントスペース、飲食店、スポーツジムなどの営業自粛や営業時間を発表する施設が全国的に増えている。
都内の銭湯やスパなどの温浴施設はどうか。銭湯は、厚生労働省の定める公衆浴場法で「地域住民の日常生活において保健衛生上必要なものとして利用される施設」とされる一般公衆浴場となるため、臨時休業を行う店は少ない。現時点では荒川区の尾久ゆ~ランド(3月13日まで休業)など、ごく一部の銭湯でのみ臨時休業が行われている。
スパや健康ランドでは、発熱やせき、全身痛などの症状がある、体調に不安な人への来館を控えるよう呼びかけを行う。また来場者にはマスク持参のマスク持参の協力を求め、館内に消毒用のエタノールなどを設置、スタッフの消毒の徹底など、施設ごとに対策を講じている。
文京区のスパラクーアでは、3月4日から全ての客を対象に入館時に検温の実施している。フロントで非接触タイプの体温計で検温し、37.5度以上の発熱が確認された場合は入館を断るという。
自粛の対応が行われていないとはいえ、浴場での感染の例も出ているので、利用の際はくれぐれも用心してほしい。
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