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所沢駅の発車メロディーが11月からジブリ作品のあの曲に

スタジオジブリの音楽がホームに流れるのは日本初

Kaila Imada
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Kaila Imada
Associate Editor, Time Out Tokyo
Tokorozawa Station
Photo: chichibu417/Photo AC
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東京の電車は時刻表通りに到着し、世界でもトップクラスの正確性を保って運行されている。また、日本の鉄道ならではの個性として挙げられるのが、電車が発車するときに流れる発車メロディーだ。中央線や山手線などの音楽は東京に住む人にとってはなじみがあるが、埼玉県の西武線所沢駅では「トトロ」のあの曲になるという。

西武鉄道と所沢市の発表によると、使用されるのは1988年公開の映画『となりのトトロ』の主題歌と『さんぽ』の2曲。所沢市制施行70周年を記念して、2020年11月3日(火・祝)の始発から使用が開始される。5秒ほどの長さで、所沢市が独自にアレンジして構成したもの。新宿線のホームでは『さんぽ』が、池袋線のホームでは『となりのトトロ』が流れる予定だ。

スタジオジブリの楽曲を発車曲に使用した駅は全国でも例がなく、今回の試みはジブリの協力とともに実現した。所沢市の森林地帯である狭山丘陵は映画の舞台となっており、ファンなら一度訪ねて見たいところ。また年末には、所沢駅東口にトトロのモニュメントの設置も予定されている。

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