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今週は東京にとって記念すべき一週間となるはずだった。7月24日に予定されていたオリンピックの開会式は来年の夏に延期され、現時点では2021年7月23日(金)に開催されることになっている。しかしながら、大会が開催されるかどうかは脆弱だ。
実際、日本を含めた多くの国が海外旅行や外国からの入国制限を今もなお実施しており、慎重な体制を取っている。一方、東京2020の主催者と国際オリンピック委員会(IOC)は、来年の夏の開催について、規模を縮小しても大会を実施できるだろうと前向きな姿勢だ。
このほど、東京オリンピック・パラリンピック競技大会組織委員会が、来年に延期となった大会の新競技スケジュールを発表した。新日程によると、マラソン大会の開催地として物議を醸した札幌の大通公園を含め、今年の計画と同じ会場や選手村を来年も使用する。
女子ソフトボールとサッカーに関しては、開会式の2日前の2021年7月21日(水)に宮城、札幌などの全国各地のスタジアムで試合がスタート。女子射撃は7月24日(土)に開催されることが決まっている。
7月31日(土)と8月1日(日)は、それぞれ「スーパーサタデー」と「ゴールデンサンデー」と名付けられ、2日間で、トライアスロンや男子陸上、テニス、体操など合計46のメダル競技が行われる予定だ。また、第2回目の「スーパーサタデー」は閉会式前日の8月7日(土)に開催され、男子バスケットやサッカー、女子マラソン、新体操など34の種目が競われる。
購入済みの大会の観戦チケットは原則2021年まで有効だが、オリンピック組織委員会は希望者には今年の秋以降に払い戻しを行うことを明らかにした。また、パラリンピックの正確な競技スケジュールはまだ発表されていないが、開催日程は2021年8月24日(火)から9月5日(日)に決定している。
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