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大手コンビニ3社が7月1日からレジ袋を有料化、1枚3円へ

セブン-イレブン、ローソン、ファミリーマートともにマイバッグ持参促す

テキスト:
Genya Aoki
コンビニゴミ袋
Photo: Daniel Romero/Unsplash
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セブン-イレブン、ローソン、ファミリーマートの大手コンビニ3社が2020年7月1日(水)からレジ袋を有料化することが分かった。日本政府が義務付けるプラスチック製買物袋の有料化に対応した内容だ。この義務付けは海洋プラスチックごみ問題などの環境問題解決に向け、小売業を営む全ての事業者を対象に7月1日から実施される。

コンビニ3社の有料化の内訳はローソン、ファミリーマートがどのサイズも全て1枚3円で提供。セブン-イレブン・ジャパンのみ、レジ袋の小、中、大と弁当用の4種類を3円、特大サイズのみ5円で販売する方針だ。

本来であれば3社とも環境負荷の少ないバイオマス素材が25以上配合されているレジ袋を使用しているため有料義務化の対象外だが、各社とも「レジ袋を減らしプラスチックの使用量を削減することが目的」と有償化に踏み切った。いずれの企業もマイバッグの持参を促し、環境負荷のさらなる軽減を目指していくとのこと。

流通大手のイオングループやドラッグストアなどは、すでに4月からレジ袋を有料化している。こうした流れの中でスーパーマーケットや雑貨、衣料品店も一斉に有償化することは自明だが、現在アメリカでは新型コロナウイルス感染拡大の温床になるという理由で逆にマイバッグを規制し、レジ袋に戻る動きが盛んになっている。非常に便利で安価なビニール袋に環境汚染という欠点があったように、マイバッグもまた万能ではないことは頭の隅に置いておいた方がよさそうだ。

自分や周りの人の身も気をつけながら、これを機に一つ地球に優しい選択をしてみよう。

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