ニュース

四谷に新しい外国人在留支援センターがオープン

一箇所で法律相談や就労支援などを受けることが可能に

Kasey Furutani
テキスト:
Kasey Furutani
Tokyo skytree
Photo: Phongsak Mandoee/Pixabay
広告

外国での生活することは難しく、特に日本のように手続きが複雑困難な場合は大変だ。しかし、2020年7月6日に四ツ谷駅からすぐの場所に、外国人在留支援センター フレスク(FRESC)がオープンした。 支援センターには、日本に住む外国人が入国管理や法律、人道支援、雇用などを扱う政府機関や組織からの情報やサポート、相談を一箇所で受けられる便利な場所となる。これらの機関が同じ建物にあることで、特に東京に来たばかりの外国人にとって便利だ。

外国人在留支援センターには、以下の8の機関と局がある。

入国管理局(住民支援課付):外国人への情報提供や、出入国記録の開示請求、外国人に関する情報の認証を受け付け

東京入国管理局:外国人の相談に応じるほか、外国人を雇用したい企業の相談にも対応

東京法務局・人権部:外国人や障害者に対する差別、虐待、ハラスメントなどの相談に対応

日本司法支援センター:日本の法制度を紹介するとともに、経済的に困窮している人などが日本の法律相談を無料で受けることができる

東京労働局:外国人の労働条件に関する相談や、外国人を雇用している企業の情報を提供

東京外国人雇用サービスセンター:外国人留学生や就労ビザを持っている人への支援、職業相談、面接やインターンシップの情報を提供

外務省ビザ情報:ビザ申請に必要な書類の情報を提供するとともに、ビザに関する相談を受け付け

日本貿易振興機構(ジェトロ):外国人労働者向けのセミナーや情報サイトの運営、外国人労働者を雇用する中小企業のサポートを行う団体

基本的には東京での入国管理、法律、雇用に関することなら何でも相談できる。営業は平日のみで、9〜17時。英語、中国語、そのほか9カ国語でのサービスを提供。リモート通訳も利用可能だ。今のところ、詳細は日本語のみで、この公式リーフレットに掲載されている。

原文はこちら

関連記事

国内旅行は7月から活発に?「新しい日常」を過ごす外国人の声

旅行は近場と自然に注目、「新しい日常」を過ごす日本人読者の声

EU、7月から日本を含む14カ国の観光客受け入れ

観光庁の「Go To トラベルキャンペーン」の概要が発表

イベント入場者の上限5000人に緩和、7月10日から実施へ

最新ニュース

    広告