出前ラーメンが変わる、日清のデリバリーサービスが始動

外出自粛で自炊の時間が増える一方、通い慣れた店の味が懐かしくなることはないだろうか。自宅では真似できないプロの味のなかでも、大衆的で舌に慣れ親しんだ食べ物といえばラーメンだ。ラーメンの醍醐味（だいごみ）である熱々のスープ、ちょうどよくゆで上がった麺は、素人にはなかなか再現が難しいものである。

5月11日に日清が始動した『RAMEN EX』は、有名店のラーメンを自宅で味わえる喜びと、調理方法の手軽さに注目したいサービスだ。スマートフォンからUberEats、または出前館のサービスで注文すると、30分以内に商品を配達員が届けてくれる。内容は、麺とスープ、ロゴ入りの箸袋に入った箸とレンゲが付いており、電子レンジのみで調理が可能。湯を沸かす、鍋を取り出すなどの手間が省ける。

参加店舗の第1弾は、『すみれ』『一風堂』『ますたに』『無鉄砲』の有名4店舗。日清食品オリジナルの『豚天国ラーメン』もラインナップに加わっている。こちらは背脂とニンニクがたっぷりとふりかかった濃厚とんこつしょうゆスープ、かみ応えのある極太麺はどんなフィットネスよりもストレスを発散できそうだ。

『一風堂監修 博多とんこつラーメン』は、一風堂が今回のために開発、監修した一品。

現在の配達エリアは、西麻布を中心に港区、渋谷区、千代田区、新宿区の一部 （店舗から半径約 3.5キロメートル以内のエリア）が対象だが、5月中旬には新宿エリアのほか、大阪、福岡と全国への拡大を予定している。