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新型コロナウイルスの大流行は深刻なマスク不足を引き起こした。政府は医療機関に3000万枚のマスクを配布。また、再利用可能なマスクを各家庭に2枚ずつ送ることでこの問題に対処しようとしているが、残念なことに日本の医療機関にはまだまだマスクが不足している。
『福祉現場にもマスクを』 プロジェクトでは4月22日から、マスクが必要な医療や介護関係者へのマスク提供をしている。銀行振込またはクレジットカードで支援を募っているが、そのほかにもサポートができるのだ。ここではいくつかの方法を紹介しよう。
5月25日からスタートした『おすそわけしマスク』 プロジェクトでは、50枚入りのフェイスマスクを2,722円で販売。この値段は実際はマスク55枚分の価格だが、購入者の手元に50枚のマスクが届き、残りの5枚は福祉関連施設に自動的に寄付される仕組みになっている。マスクには大人用、子ども用の2タイプを用意。マスクを購入したい人、受け取りたい福祉現場の人は公式サイトから申し込みができる仕組みだ。
また、毎日飲むコーヒーを購入することで、プロジェクトを支援することもできる。神保町にある、ソーシャルグッドロースターズ 千代田は、障がいのあるバリスタが働くカフェだ。現在は休業中だが、5月20日から6月30日(火)までの間、定評のあるコーヒー豆をオンライン販売しており、売り上げの10%が 「福祉現場にマスクを」 プロジェクトに寄付される。
医療現場では現在も、感染の危険に身をさらしながら働いている人たちがいる。彼らが安全に働く環境を支援し続けること、そして身を守っていくことが今後も必要だろう。
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