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新型コロナウイルスの流行により国境を閉鎖し、159カ国が入国禁止となってから6カ月経過した。海外で立ち往生したり、家族と離ればなれになってしまった外国人居住者には大きな負担がかかっていたが、在留資格を持つ外国人に対して9月に再入国の許可が降り、そして今、日本政府はより多くの外国人の入国を許可することを検討しているようだ。
ジャパンタイムズ紙の報道によると、日本に3カ月以上滞在予定の外国人の日本への入国は、早ければ2020年10月1日(木)に許可される可能性があるという。これは、「政府の助成金を受けていない留学生(助成金を受けている人は8月に入国許可が下りている)」「医療スタッフ、スポーツ選手、文化活動のために来日している人」などに適用される。
おそらく、アスリートの追加は、来年夏に開催される東京オリンピックに向けての準備であり、アスリートへの強制検疫の免除を可能にすることを検討しているのだろう。残念ながら観光客への許可はまだ下りていないが。
また、朝日新聞は入国者全員に14日間の強制検疫を課すと報じている。現在、日本へのフライトに搭乗する72時間前にPCR検査を受けることが義務付けられているが、これはトラベルバブル内の国の人や長期滞在の外国人にとっては必須の検査。また、入国を許可される人数も1日1000人に制限されるという。
日本は、カンボジア、ラオス、マレーシア、ミャンマー、台湾、タイ、ベトナムとのトラベルバブルを実施しており、シンガポールとの短期出張者向けの往来も実施している。
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