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ご存知の通り、東京のグルメシーンは非常に素晴らしい。この意見には間違いなく世界が賛同するだろう。ミシュランの星やビブグルマンを獲得したレストランが笑いたくなるほど豊富に存在する一方で、「世界のベストレストラン50(World's 50 Best Restaurants)」のランキングにも常に大喜びさせられてきた。このランキングは、イギリスのウィリアム リード メディア グループが主催するアワードで、1000人を超す美食家、シェフ、フードライターたちが、最も素晴らしいと思う1軒に票を投じ、毎年結果を発表している。それは極上のフードポルノである。ただし、値段もそれなりに高いが。
東京のレストランは2009年からずっとランキング入りしており、今年はベスト50に3軒のレストランが入っている。長谷川在佑の傳(でん)が17位、成澤由浩のNARISAWA(なりさわ)が22位に、それぞれランクイン。傳は特に、昨年の45位から印象的なランクアップを果たし、最も飛躍した店に与えられる「ハイエスト・クライマー特別賞」も獲得した。さらに昨年はランキング外だった山本征治の日本料理 龍吟が、41位に再び入っている。
授賞式でポーズをとる成澤由浩、山本征治、長谷川在佑(左から)※写真:Instagram @zaiyuhasegawa
NARISAWAは、本当に安定した実力を誇り、2009年から毎年ベスト50入りしてきた。日本料理 龍吟も同様に素晴らしく、2010年以来、7回のランク入りを果たしている。
3軒はどれも、普段から予約を取るのが十分に難しいが、受賞が発表されたことで、さらに困難になっているかもしれない。これらのレストランで食事するのはかなりの散財を覚悟しなければならないが、その価値はあると世界が認めているのだ。受賞者全員に「おめでとう!」と伝えたい。