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1月31日、イギリスがついにEUを離脱した。ブレグジットをそれぞれがどんな気持ちで迎えたかは不明だが、歴史に刻まれる重大な日となったのは事実である。2016年からこれまでの間、離脱について考え、議論と討論を繰り返してきたことも含めてだ。
あなたがどんな政治を支持しているかは分からないが、ロンドン交通局(TfL)が冷えたロンドン人の心を癒すメッセージを配信した。ロンドン地下鉄のノーザン線を使う通勤者の目に映ったのは、電光掲示板に表示された「London is Open, today and always(ロンドンはいつだってオープンだ、今日も、いつでも。)」の文字だった。
This just put a bit of a lump in my throat on the tube ❤️ pic.twitter.com/8YeHoT6Iuk
— Terri White (@Terri_White) January 31, 2020
市長のサディク・カーンが始めた「ロンドン イズ オープン (London is Open)」は、2016年の欧州連合離脱の是非を問う国民投票の後に実施されてきた。このキャンペーンでは、たとえイギリスが離脱しても、ロンドンは世界中の人の考えを受け入れ続ける、というメッセージを訴え、多くのロンドナーの心を打った。
❤️💔🇪🇺 This just about broke me at Bank station this morning. #LondonIsOpen pic.twitter.com/UEjVwjs4Qg
— Suzanne Wheatley 🕷🇪🇺 (@suzyredred) January 31, 2020
カーンのメッセージは、ロンドンのさまざまな地下鉄で通勤者たちに発信された
London is open and always will be. pic.twitter.com/p36i0XvMH6
— Museum of London (@MuseumofLondon) January 31, 2020
Dance transcends borders. Whatever our nationality or background, we can all enjoy and connect through dance.
— Sadler's Wells (@Sadlers_Wells) January 31, 2020
To the EU audiences, artists & staff who help make Sadler’s Wells a vibrant global home for dance: you belong here. You are and will always be welcome. #LondonIsOpen pic.twitter.com/hsF7HJgsqd
メッセージは大英博物館をはじめ、サドラーズウェルズ劇場、ソーホー劇場などロンドン市内のさまざまな施設でシェアされた
国民投票で残留を希望したのは、60%以上のロンドン市民。票が特に多かった地区はロンドン自治区に当たるエリアで、住民の70%以上が残留を希望したのが、バーネット、ブロムリー、ランベス、イーリング、ハーロウ、ハーリンゲイ、ハックニー、 ヘイヴァリング、キングストン、マートン、リッチモンド、サットン、イズリントン、ワンズワース、カムデン、 サザーク、そして ハマースミス 、フラムの18地区だった。
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