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ロンドンにあるアイコニックな赤い公衆電話ボックスがコーヒーショップとして生まれ変わった。「ロンドンで一番小さなカフェ」と話題を呼んでいるアマー・カフェを営むのは、ラファティーとヘルナンデスのカップルだ。英国のロックダウンが始まるちょうど1週間前にこの店をオープンしたが、新型コロナウイルスの影響を受け、6週間休業していた。
ロックダウンの規制緩和により、屋外での集会や公園でのピクニックなどが可能になったことから、ビジネスを再開。二つの電話ボックスから成る店舗はスタッフも入りきれないほどコンパクトだが、テイクアウトが当たり前となった今、当初懸念されていたスペース不足の心配もなくなったという。
アマー・カフェで提供しているコーヒーは、ヘルナンデスの出身地であるコロンビアから仕入れた豆を使用。今後については、南米のロックダウンが豆の輸入に影響しないか様子を見ながら営業する、と話す。
利用頻度こそは減少したが、この赤い電話ボックスはロンドンの顔として愛着を持たれている。そのほかにも、使わなくなった電話ボックスがギャラリーやキオスク、小さなオフィスなどに生まれ変わったケースもある。
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