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世界のほかの都市と同様、ロンドンでもイベントの延期やキャンセルが相次いでいる。ついに、この街の年間イベントの中でも目玉である、大みそかの花火大会までキャンセルになってしまった。
ロンドンの一年を締めくくるこの花火は世界最大規模。普段であれば、テムズ川沿いのランドマークを照らす何万発もの花火を見るために、10月から売り出されるチケットは争奪戦となる。
しかし、ロンドン市長のサディク・カーンは2020年9月18日の朝、LBCニュースに対して、今年のイベント実施は不可能だと表明。理由は想像がつくだろう。
カーンは番組に「今年は例年のような大みそかの花火は行われません。単純に我々には年末に集まる余裕はありません」と述べた。しかし、一年の終わりを楽しく迎えるための希望が全て失われたわけではない。
カーンはインタビューに対して「その代わり、快適で安全なリビングルームでテレビを通して楽しめる何かを考えている。大みそかは、私たちの街がいかに素晴らしいかを世界中の人々に知ってもらう絶好の機会。その時間を失うわけにはいかない。方法が決まり次第、ロンドン市民や全国の人々に知らせます」 と付け加えた。
今分かっているのは、2020年にはとんでもない「送別会」が必要だということだ。詳細については続報を待とう。
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