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6月はプライド月間(Pride Month)と称し、アメリカをはじめ世界中でLGBTQ+の権利やその文化への支持を示す期間としてイベントやディスカッション、パレードが開催される。今年度は残念ながらコロナウイルスの感染対策のため、東京のレインボープライドと同じく、ロンドンでもパレードの中止が発表されたが、人々はプライド月間をオンラインで祝う方法を見つけた。
ロンドンのウェブサイト PinkNewsは、現地時間の6月4日(木)から6月7日(日)まで、オンライン上で4日間開催されるバーチャルプライドフェスティバルを発表。DJやコレオグラファーなど多岐にわたり活躍するドラァグクイーンのレイヴン・マンデラがZoomで行うDJセットや、さまざまなパネルトーク、ディスカッションなどが予定されている。スケジュールで最も注目のイベントの一つは、バーチャルプライドマーチだ。PinkNewsサイト上で自分のアバターを作成して、パレードに事実上「参加」できるという。
新型コロナウイルス感染症の影響下、ロンドンはライブストリーミングでのイベントライフにすぐに順応した。その道を導いたのはLGBTQ+のアーティスト、パフォーマー、クラブの主催者たちだ。あるドラァグクイーンは、ロックダウンから数日以内にソーシャルメディアでクラウドファンディングを募るショーを企画していた。最初の週が終わる前にクィア ハウス パーティーが開催され、現在もZoomを使ったパーティーが盛んに行われている。
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