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ミシュランガイド東京2021が発表、三つ星は12軒

エンリケマルエコスがモロッコ料理で初のビブグルマンに

テキスト:
Sato Ryuichiro
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2020年12月7日、『ミシュランガイド東京2021』が発表された。東京を対象としたミシュランガイドは2006年から数えて14年目に当たる。掲載総数は480軒、うち飲食店が446軒、宿泊施設が34軒。新規掲載は飲食店53軒、宿泊施設7軒。内訳は、三つ星12軒、二つ星42軒、一つ星158軒、ビブグルマン234軒となった。

星は、(1)素材の質(2)調理技術の高さと味付けの完成度(3)独創性(4)コストパフォーマンス(5)常に安定した料理全体の一貫した五つの基準に基づき、それぞれ「そのために旅行する価値がある卓越した料理」(三つ星)、「遠回りしてでも訪れる価値がある素晴らしい料理」(二つ星)、「そのカテゴリーで特に美味しい料理」(一つ星)として評価される。

三つ星のうち、二つ星から評価が上がったレストランはレフェルヴェソンス茶禅華。茶禅華は日本のミシュランガイドで初めて中国料理で三つ星を獲得する。レフェルヴェソンスは、サステナブルな取り組みなどに対して真に献身的で、革新的な施設として評価されるグリーンスターにも選ばれた。マイナビニュースによれば、厨房(ちゅうぼう)内にレンガ製薪(まき)窯を設けるなどの試みが評価されたという。

ミシュラン2021
龍吟

そのほかの三つ星は、かんだ、カンテサンスガストロノミー ジョエル・ロブション、麻布 かどわき、神楽坂 石かわ、虎白鮨 よしたけ、まき村、龍吟ロオジエ

今回ビブグルマンには、日本初となるモロッコ料理のカテゴリーとして、都内随一のクスクスを堪能できることで知られるエンリケマルエコスが掲載された。

ミシュラン2021
Photo: Four Seasons

ミシュランガイドでは宿泊施設も34軒紹介されており、新規掲載となったのは7軒。メズム東京オートグラフコレクションHOTEL K5などの今年オープンしたばかりのホテルが選出された。ラグジュアリーなルーフトップバーなど宿泊施設以外にも楽しめる施設が備わっているのが特徴だ。ほかに新規掲載されたのは、東京エディション虎ノ門フォーシーズンズホテル東京大手町などだ。

ミシュランガイド東京 2021

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