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ハリー・ポッターのテーマパークが、閉園するとしまえん跡地にオープン

ユニバーサル・スタジオ・ジャパンを超えるテーマパークの建設を予定

Emma Steen
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Emma Steen
Former writer, Time Out Tokyo
「ワーナー ブラザース スタジオツアー東京 ‐メイキング・オブ・ハリー・ポッター 」
画像提供:ワーナー ブラザース スタジオ ジャパン合同会社「ワーナー ブラザース スタジオツアー東京 ‐メイキング・オブ・ハリー・ポッター 」動く階段エリア(イメージ)
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日本のハリーポッターファンにとってうれしいニュースが届いた。2020年6月12日の共同通信の報道によると、西武鉄道が練馬区にある築94年の遊園地、としまえんを閉鎖し、跡地にハリー・ポッターのテーマパークを建設すると正式に発表した。

としまえんは8月31日(月)に閉園し、その後にテーマパークの建設が進められる予定だ。オープンは2023年前半。日本にはすでにUSJ(ユニバーサル・スタジオ・ジャパン)ウィザーディング・ワールド・オブ・ハリー・ポッターがあるが、新しいテーマパークはさらに充実した内容になることが期待される。

読売新聞は2月に、ワーナー・ブラザース社が西武ホールディングス(西武鉄道の親会社)が所有する敷地の一部を借り上げ、残りの土地を東京都が購入する方向だと報じていた。新テーマパークは、ロンドンのハリー・ポッタースタジオツアーに似たものが計画されており、製作セットや映画で使用された小道具を間近で見たり、ダイアゴン横丁を散策したりすることができるようだ。

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同記事によると、東京都が管理する土地については「防災拠点として利用され、地震などの緊急時用の避難施設を併設する可能性がある」とのこと。この避難拠点の計画は、2011年の東日本大震災後から持ち上がっていたが、ワーナー・ブラザースが交渉に加わるまで行き詰まっていた。

1926年に開業した豊島園は、東京都内で最も古い遊園地の一つとして知られている。22ヘクタールの敷地はウォーターパークやさまざまなアトラクション、ふれあい動物園などで構成され、長年愛されてきた。近年は敷地内に天然温泉をオープンし、再び話題になっていたところだ。

3、4世代にわたって訪れていた人や、豊島園での思い出を大切にしている人にとって閉園の決定は悲しいニュースだが、跡地にできる東京の新たなアトラクションの開発には注目が集まっている。ハリーポッターファンだけでなく、幅広い層が楽しめる施設となることを期待したい。

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