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ハチ公に続く渋谷の待ち合わせスポットとして長年親しまれてきた観光案内所「青ガエル」の引っ越しが2020年8月3日に完了した。青ガエルは鮮やかな緑色の東急5000系車両で、1954年から1986年まで東急東横線を走っていた鉄道車両だ。2006年に渋谷駅前に開設されてからは、国内外から訪れる多くの人たちの観光案内所として愛されてきた。
今回の引っ越しは、渋谷駅周辺の改修工事の一環として行われたもの。今後は、ハチ公の故郷と知られる秋田県大館市の観光施設、秋田犬の里の休憩スペースとして使用される予定だ。
渋谷駅周辺のここ数年の変化はめまぐるしい。今年の3月には東急百貨店が85年の歴史に幕を下ろし、変わりに渋谷スクランブルスクエア、渋谷フクラス、渋谷ストリームなど多くの新しい複合商業施設が誕生している。
ランドマークの一つが無くなってしまったのは寂しいが、今後も進化する渋谷を見守っていきたい。
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