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ニューヨークのブロードウェイが、6月7日まで休演を延長

Adam Feldman
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Adam Feldman
Theater and Dance Editor, Time Out USA
Photograph: Courtesy CC/Flickr/Justin Brown
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ニューヨークのブロードウェイでは、新型コロナウイルスの感染拡大を防ぐため、全ての劇場での上演が一斉に中止され、4月12日(日)までの休演期間が3月に発表された。この休演期間が6月7日(日)まで延長することが決定したことは、それほど衝撃的なことではないだろう。

2つのブロードウェイ作品『ハングメン(Hangmen)』と『ヴァージニア・ウルフなんかこわくない(Who's Afraid of Virginia Woolf?)』は、すでに上演終了を発表している。もともと6月6日(土)に終演予定だった『ビートルジュース(Beetlejuice)』も、休演期間が延びたことで、上演終了となってしまった。ほかにも商業作品の終演は続きそうだ。

非営利の劇団はスケジュールをずらすことで調整している。ラウンドアバウト・シアター・カンパニーは、春に上演する予定だったミュージカル『Caroline, or Change』と新作『Birthday Candles』の上演を秋に延期。リンカーン・センター劇場も同様に、ミュージカル『Flying Over Sunset』の上演を秋に振り替えた。マンハッタン・シアター・クラブは、予定していた『How I Learned to Drive』の同キャストでの再演を秋以降の新シーズンのどこかで上演したいと考えているようだ。

ブロードウェイ リーグの会長シャーロット・セント・マーティンは、 「ブロードウェイは常にニューヨークの中心にある。アーティストや制作スタッフ、ファンと一丸になって、再び一緒に演劇を楽しめるようになるのを待ち望みたいと思う」 と語った。

なお、休演期間中の上演チケットを持っている場合は、購入元から返金や交換についての情報がメールで届く。4月12日(日)までにメールを受け取っていない場合は、その時点で購入元にに直接連絡するのがいいだろう。

原文はこちら

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