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2020年はいろいろなことが起きているため、ニューヨークでプラスチック製レジ袋がなくなることを忘れがちだった。この法案は2019年にニューヨーク州知事のアンドリュー・クオモによって承認され、2020年3月1日に施行される予定だったが、ロックダウンのため10月19日まで延期になっていた。
今、ニューヨークで食料品を買いに出かけたり、ホームバーのワインを補充しに出かけたとき、店にこれまであったレジ袋がないことに気付くはずだ。買い物時に再利用可能なマイバッグを忘れたなどで袋が必要な場合は、紙袋1枚につき5セント(約5円)の支払いが必要になる。
新しい法律では、全ての店が使い捨てプラスチック製レジ袋を使うことを禁止している。なぜならば、非生分解性のレジ袋が、世界中で野生動物の死や大規模な汚染の原因となっているからだ。ニューヨークの木にいつまでも絡まっている様子を思い出せば、こうしたレジ袋が環境に良くないことは分かるだろう。
この法律には、いくつかの例外がある。肉やパッケージされてないデリカテッセンのアイテム、バルク商品、新聞、ゴミなどにプラスチック製の袋を利用すること、洋服カバー、処方箋薬袋などにプラスチック製品を使うことは引き続き可能。また、SNAPやWICなどの食料費補助プログラムを利用して支払う場合は、袋代を支払う必要はない。
今後はとにかく、マイバッグなしで家を出ないことが重要だ。
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