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フィリピン発祥のナタデココはカロリーが低く、食物繊維が豊富。ココナッツウォーターを発酵させたゲル状の成分の99%は水分で、1%が食物繊維だ。日本ではティラミス、クレームブリュレ、タピオカに続き、1993年に大流行したが、最近、タピオカに続くデザートドリンクとして、ナタデココが再ブレイクしつつあるという。
タリーズでは『赤のベリーナタデココ』や『マンゴータンゴナタデココ』などのカラフルな期間限定のナタデココドリンクを展開。2020年7月8日から夏限定商品としてリリースされたのはフォトジェニックな黄色い『ナタデココ&瀬戸内レモンスワークル』(トールサイズ580円)だ。
太めのストローで吸い込める約5ミリ角のナタデココと、瀬戸内レモンや隠し味の発酵酢はちみつを配合したオリジナルソースを絡め、瀬戸内レモン果汁をそのまま絞ったようなシャリシャリ氷にトッピング。甘酸っぱくヘルシーなフローズンドリンクである。
レモンはクエン酸の含有料がトップクラスの果実。疲労回復やミネラルの吸収をサポートする働きも期待できるクエン酸は、これからの季節の夏バテや熱中症予防にも積極的に摂取したい。また、今までのドリンクに使用した小粒で硬めのナタデココより、今回はやや大粒でもっちりとした食感に仕上げたという。つるっ、むぎゅっとした独特のかみ応えを楽しめ、腹持ちもいい。飲んで、食べて、かんで味わえるレモンイエローのナタデココ。炎天下の街歩きにおすすめだ。
テキスト:間庭典子
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