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デヴィッド・リンチがタイピングを教えてくれる、『David Lynch Teaches Typing』というソフトのデモバージョンがリリースされた。ソフトを開発したのは、ロサンゼルス在住のクリエーター集団ライノ・シチュー(Rhino Stew)だ。ゲームを起動させると、リンチがドラマ『ツイン・ピークス』で演じたFBI捜査官ゴードン・コール風の喋り方で話しかけてくる。デモ版ということで、ゲームはとてもシンプルで、手を置くポジションや簡単な入力をリンチが指導してくれる。
ゲームデザインを担当した、ルーク・パーマー(Luke Palmer)に開発のきっかけを聞くと、「アイディアは、『タイピングスポーツ』というゲームから得ました。あるステージが、『ツイン・ピークス』に登場するレッドルームにそっくりで、リンチにタイピングを教わっているような気分になったんです。それから、これを現実のゲームにしようと思って動きだしました」と話した。
ちなみに、ルークのお気に入りのリンチ作品は、『マルホランド・ドライブ』と『ツイン・ピークス』『イレイザーヘッド』とのこと。リンチ作品への愛が詰め込まれた同ゲーム。ファンならば、一度体験してみてほしい。