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ウォルト・ディズニーはいつも「夢は叶う」と言っていた。3カ月間親と一緒に家に閉じこもっていた子どもたちが、彼の言葉は間違ってないと思える時がようやく来たようだ。
ディズニーランド・パリの社長であるナターシャ・ラファルスキーは声明で、「2020年7月15日(水)からディズニーランド・パーク、ウォルト・ディズニー・スタジオ・パーク、ニューポート・ベイ・クラブ・ホテル、ディズニー・ヴィレッジの営業再開する」と発表。今か今かとパリの夢の国へ行くことを楽しみにしていた、ヨーロッパ中のディズニーファンは大喜びだろう。
ディズニーは3月に健康への懸念から世界中の全てのパークを一時閉鎖すると発表。3カ月半以上の閉園期間を経て、パリのほか、世界のディズニーパークでも、以下のような再開の動きが見られる。
・上海ディズニーランド 5月15日に再開
・香港ディズニーランド 6月18日に再開
・東京ディズニーリゾート 7月1日(水)に再開予定
・アメリカ各地のディズニーパーク 7月11日(土)から順次再開予定
ラファルスキーは、再開に際し、ディズニーランド・パリでフランス政府が定めたソーシャルディスタンスに関するガイドラインに準拠するために、より強化された衛生対策を導入すると述べた。それには、入場制限、事前予約の義務化、全てのスタッフとゲストがマスクを着用することなどが含まれている。
しかし、ほかの点にはほとんど変更がない。キャラクターは園内の至る所に出没する。『イッツ・ア・スモールワールド』は変わらず子どもたちを歌や踊りが満載の世界ツアーへ連れて行ってくれ、『タワー・オブ・テラー」もママとパパを怖がらせてくれる。
広告にあるように「世界で一番幸せな場所」かどうかは定かではないが、この夏は、確かに多くの人がそう感じるだろう。
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