[title]
浅草駅直結の地下商店街にあったタイ料理屋モンティーが、3月19日(月)に移転オープンした。新店舗は浅草のアサヒビール本社近くになったということを聞き、タイムアウト東京編集部はオープン日に店を訪ねた。昭和にタイムスリップしたような気分になれる、浅草地下商店街からの移転は、常連客から驚かれていた。気になる移転理由は「エアコンの故障が主な原因」とのことだ。
オープン直後のモンティー店内。この後、客が次々と入店し、賑わっていた
新店舗にたどりつくと、カラフルな色合いが特徴のタイの花飾り「プアンマーライ」が店先に飾られており、タイ気分が上がってくる。扉を開けると、手前にカウンター席、奥にテーブル席が配置され、以前よりも広々としている。タイ文字のメニューやプラスチックのいす、テーブルの下に置かれた小さなバケツのゴミ箱など小物類は変わらずで、タイの大衆食堂のような雰囲気は移転後も保たれている。
タイの花飾り「プアンマーライ」
料理のメニューは『グリーンカレー』や『ソムタム』、オリジナルメニューの『カオソーイ』など基本的には変わっていないが、今後、ランチタイムに弁当の販売と、新メニューの追加も考えているそうだ。混沌とした屋台のような雰囲気はなくなってしまったが、ゆったりと料理を味わうには、完璧な店である。パワーアップしたモンティーに足を運んでみてほしい。
関連記事『東京でタイに行きたくなる10のこと』
『グリーンカレー』と『ガイヤーン』