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タイムアウト東京英語版、3月人気ヴェニューランキング発表。花見×コーヒーが人気

テキスト:
Hiroyuki Sumi
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日本語と英語両方で東京の最新情報を紹介しているタイムアウト東京。定番の観光地や新着イベント、ニューオープン情報、映画レビュー、インタビューなど内容は多岐にわたる。この記事では、英語版ウェブサイトに掲載されているレストランやショップ、ホテル、公園などのヴェニューに焦点を絞り、2018年3月の人気記事を紹介。タイムアウト東京の外国人スタッフの解説とともに、上位20記事を見ていく。英語版の主な読者は外国人のため、ランキングは、東京を訪れる外国人がどこに注目しているかを示していると捉えていいだろう。3月は、花見関連のヴェニューや、インスタ映えするスイーツ店などが上位に入った。

以下が20〜11位。


オニバスコーヒー 中目黒店ワンス アポン ア タイムの2つのヴェニューが初めてトップ20に入った。オニバスコーヒーは、改装した古民家が店舗のコーヒー店。これまでは、トップ50位にも入ったことがなかったが、いきなり18位になった。理由について、カナダ出身エディターのケイラ・イマダは、その立地の良さを挙げる。「実はこのコーヒーショップのすぐ近くには、公園があり、桜が見ごろを迎えている。コーヒーを飲みながら花見を楽しめるという点が外国人を魅了したのでは」と言う。同店は、英語版で人気の特集『The best coffee in Tokyo』にも掲載されている。一方、ワンス アポン ア タイムは、湯島駅近くのバー。明治時代初期に建てられたレンガ造りの建物が独特の雰囲気を生み出している。イマダは「建物の興味深さだけでなく、雰囲気も魅力的。店内は17席だけなので、静かで居心地がいい」と語る。建物は2023年に取り壊される予定のため、「今のうちに行ってみたいという人も多い」という。 
ワンス アポン ア タイム
オニバスコーヒー

続いて10〜1位。


日本人同様、外国人も「インスタ映え」するスイーツやドリンクには弱い。明治神宮前駅近くのカフェエニウェアドアが昨年末から販売を始めたスイーツ『原宿りんご』は、その色鮮やかな見た目がInstagramで話題を呼び、原宿名物のひとつになりそうな勢い。3月のランキングでも同店は9位に入っており、イマダは、「春らしくさわやかな印象が人気を集めたのでは」と分析する。2月のランキングで初めてトップ10入りしたピッツェリア聖林館は、さらに順位を上げた。2月にNetflixの人気番組『アグリー・デリシャス』で取り上げられたことで一躍、東京を代表する一軒となった。
季節が変わり、新たなヴェニューが20位以内に現れるようになってきたが、トップ10は比較的同じ顔ぶれが続いている。ここに割って入るヴェニューの登場に期待したい。

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