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今、カーネル・サンダースがホットだ。毎朝、映画館の不振のニュースが伝えられるなか、アメリカのKFC(ケンタッキーフライドチキン)は、Lifetimeオリジナルショートフィルム作品『A Recipe for Seduction(誘惑のレシピ)』で、マリオ・ロペスが口ひげを付けて、「ケンタッキーのアイコン(カーネル・サンダース)」を演じると発表した。
このショートフィルムは15分の物語のなかで、「ミステリー、サスペンス、欺き、犯罪、そして、すべての中心に、愛とフライドチキン」を描いているという。初回放送は2020年12月13日(日)だ。
上腕二頭筋とフライドチキンをフィーチャーしたホリデーシーズンのロマンススリラー作品に興味をそそられない人のために、あらすじを紹介しよう。
美しく若い資産家の令嬢は、母親が結婚させようとしている相手を信頼することができない。そんな時、セクシーなカーネル・ハーランド・サンダースが家族の新しいコックとして到着。恋の気配とチキンの香りが漂い始め、彼は母親の邪悪な計画を解き明かそうとする......。
予告編を見てみよう。
ロペスはまた、『A Recipe for Seduction』のすぐ後に放送されるLifetimeの新作『FelizNaviDAD』でも主演を果たしている。どちらのロペス作品が「最優秀上腕二頭筋賞」を獲得するかどうかは、誰も気にしないだろう。なぜなら、ほかにうれしいことがあるからだ。
KFCでは、ショートフィルムを観てフライドチキンが食べたくなる人向けに、Uber Eatsとタイアップ企画を実施。12月13日(日)から19日(土)までの20ドル(約2,100円)以上のオーダーに、六つのチキンテンダーが無料で付いてくる。残念ながらロペスが配達してくれるわけではないが、魅力的だろう。
放送の日は、たくさんのチキンが入ったバーレルを抱え、ソファーに座り、フライドチキンの香りのする薪(まき)を暖炉で燃やしながら、このショートフィルムを見るのがいいかもしれない。
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