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2018年に惜しまれながらも閉館した六本木のスヌーピーミュージアムが、このほど南町田グランベリーパークにオープンした。
新しいミュージアムは、緑あふれる環境に移り、以前の2倍の面積で、スヌーピーマニア向けの3つフロアと、隣にはピーナッツの世界観を味わえるキュートなピーナッツカフェを併設する。ここでは、スヌーピーミュージアムで注目したい5つのことを紹介したい。
1. さまざまな世代のスヌーピーにあいさつする。
到着したら、ミュージアムの裏に並んだ、5つのスヌーピーのフィギュアを見に行こう。ここは単なる写真撮影に最適なスポットではなく、ピーナッツコミックがチャールズ・M・シュルツによって描かれた50年(1950〜2000年)の歴史の中で、最も愛されているビーグル犬のスヌーピーの進化(左から右へ)を追うことができるのだ。
2. スヌーピーの世界を探索して、キャラクターを知る。
ツアーは3階から始まる。ここでは、ピーナッツのキャラクターたちを紹介するショートフィルムを見ることができる。ショートフィルムでは、チャーリー・ブラウン、妹のサリー、そしてもちろんスヌーピーなど、メインキャラクターたちの姿を見ることができる。
そして、最初の展示室では、1950年10月2日に最初のピーナッツコミックを出版した(この2日後の10月4日の4コママンガで、スヌーピーが初登場する)、ピーナッツのクリエーターである「スパーキー」(チャールズ・M・シュルツ)の人生をたどることができます。シュルツの古い写真を眺めながら、主人公のチャーリー・ブラウンについて話している、シュルツのオリジナルの音声を聞いてみよう。
部屋の中央にある3つの動画ブースでは、シュルツが自分のお気に入りのキャラクターたちを、どれだけ速く描くことができるかを見ることもできる。
個々のピーナッツキャラクターに焦点を当てた展示を行っている
展示されている作品からは、子どもたちの視点と冒険を通して、アメリカの生活を観察していることが読み取れる
テラスに出ると、東京西部の美しい景色を楽しむことができる。スヌーピーの壁画もかわいらしい
そのほかには、カリフォルニア州サンタローザのチャールズ・M・シュルツ博物館から貸し出された作品を閲覧できる専用のスペースも。 2020年6月28日(日)まで開催される初の展覧会『Here Come The Beagle Scouts!』では、スヌーピー、ウッドストック、その友人たちがテントを張ったり、マシュマロを焼いたりする山でのキャンプ旅行を特集している。
3. オリジナルのスヌーピー土産を作ってみよう。
スヌーピーの歴史に触れた後は1階に移動して、ワークショップに参加しよう(オンラインでの事前予約も可能)。12月は、スヌーピー型のシンプルなキャンドルを、サンタクロース仕様にドレスアップさせるワークショップ(3,500円)や、スヌーピーの刺しゅう(7,000円)、トートバッグのワークショップ(4,900円)などさまざまな体験ができる。
4. 限定版のピーナッツアイテムを手に入れよう。
1階のブラウンズストアでは、Tシャツやぬいぐるみ、タオル、キーホルダー、文房具など、ピーナッツファンは手に入れるべきアイテムを販売している。ピーナッツ生誕70周年を記念して制作された、スノードーム(3,000円)は見逃さないように。愛らしい、第1世代のスヌーピーが特徴だ。
5. ピーナッツカフェで心のこもった「ピクニック」をする。
ピクニックバスケットに入ったフィンガーフードと、ローストチキンまたはミートボールを組み合わせたピクニックスタイルの食事を楽しもう(写真のセットは3,800円)。
ドリンクとフィンガーフード、ピクニックマット(2,200円)が付いたテイクアウトメニューもあり、近くの公園に行って楽しむことができる。そのほか、スヌーピーをテーマにしたオリジナルのキャンプ用品も販売している。
カフェは、明るく開放的