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ジブリ美術館がついに一般客受け入れに向けて動き出したようだ。同館は新型コロナウイルスによる感染状況を重く受け止め、約5カ月休館していた。2020年7月中旬からは待望の営業再開となったが、三鷹市民のみを対象にした抽選制だったため、全国のジブリファンは再び落胆したことだろう。
このほど、9月の営業再開について具体的な情報が入ってきた。公式ページの発表によると、8月25日(火)から9月分の一般入場券の販売を開始する。チケットは9月前半分と後半分の2回に分けて販売され、営業時間の短縮と営業日数の削減、入館者数の制限などが設けられるようだ。
公式You Tubeチャンネルでは営業再開に向けた安全対策や、清掃作業を行うスタッフの日記が公開されている。7月のビデオには、「清拭隊」と名付けられた係員が館内を慎重に消毒清掃する様子が収録された。
『となりのトトロ』に登場する猫バスは、子どもたちに人気のアトラクションの一つ。ふわふわの毛に覆われたネコバスの掃除はなかなか骨の折れる作業のようだが、スタッフが試行錯誤を重ね、安全対策に取り組んでいる。
映像展示室「土星座」では、ソーシャルディスタンシングを徹底。かわいらしい看板を設置し、1席ずつ離れて鑑賞するよう工夫されている。
来館の際には、ジブリ美術館の新しい安全ガイドラインを必ず守ってほしい。ガイドラインは以下だ。
・入館時の体温チェックを行う。37.5度以上の熱がある人、風邪のような症状がある人は入場不可
・マスクの着用
・消毒と手洗いはこまめに行うこと
・混雑時は展示室やショップなどへの入場制限を行う
新しい営業時間は平日10時から16時で、土、日曜、祝日は18時まで。9月15日(火)までの営業スケジュールや、詳しいチケットの購入方法については公式サイトを確認をしよう。
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