[title]
世界中の航空会社が航空機を可能な限り清潔で安全に保つため、斬新な対策を実施している。そのなかでジェットブルー航空がアメリカで初めて、乗客が搭乗する前の機内を紫外線を使って消毒する特殊なロボットを導入した。
進化したフードカートのような見た目のこのロボットは、アームを広げ殺菌効果のある紫外線ライトを使って、歩道やトイレ、座席など機内全体を約10分で消毒。開発はハネウェルとダイマーが共同で行った。あまり魅力的に感じないが、ハネウェルUVキャビンシステム(Honeywell UV Cabin System)という名前が付けられた。
ジェットブルーでは過去数カ月間に実施してきたほかの無数の清掃手順とともに、この新システムを採用する予定。現在は90日間のトライアルとして、ニューヨークやマイアミの同社拠点で、このロボットを8台使用する契約を結んでいる。
機内ではもちろん今でもマスクを着用しなければならず、座席をふさいでソーシャルディスタンスを保っているフライトもある。新しい消毒方法の導入は、コロナ禍で飛行機を利用する乗客にとっては、うれしい対応だ。用心するに越したことはない。
新しいこのクールなロボットがどう動くか、以下の動画で見てみよう。
関連記事
『エアバスの空飛ぶタクシーCityAirbusがドイツで初飛行』