[title]
空港で一晩を過ごすということに、普通はあまり良いイメージはないだろう。多くの場合は飛行機の遅延や長時間の乗り継ぎのため、そうせざるを得ないからだ。しかし、新たに企画されたこのチャンギ空港での「一泊」は、旅行制限がある中での年末年始の放浪願望を満たしてくれるかもしれない。
シンガポールのチャンギ空港内にある複合施設、ジュエルでは、施設の一部を使った宿泊プログラムを開始した。利用可能な期間は2021年1月3日(日)まで。冷風機、毛布、枕、洗面用具、クイーンやシングルのベッドなどを完備した快適でモダン、そしてラグジュアリーなテントで一晩を過ごすことができるもの。
宿泊スポットは2カ所。ジュエル最上階のCloud9 Piazzaにあるのが、Glamp-cation in the Clouds。施設内を俯瞰(ふかん)する雄大な景色が楽しめ、巨大な滝『HSBC Rain Vortex』は目の前に見られる。テントは大人3人、または大人2人と子ども2人が快適に入れる大きさだ。
もう一つのスポットは、約900本の樹木やヤシの木、6万本の低木に囲まれたGlamp-cation at Shiseido Forest Valley。リゾートにいるような感覚でゆったりとした時間を過ごせる。ここのテントは少し大きめで、大人4人まで、大人2人と子ども3人まで宿泊可能だ。
また、宿泊には植物庭園、Canopy Parkのチケット、 Changi Experience Studio、Manulife Sky Netsの入場券、無料駐車場など特典も付いてくる。宿泊スポットによって違うが、シャワーはチャンギラウンジかYotelAIRのものを使える。
関連記事