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シドニーの同性ペンギンカップル、卵の孵化に成功

スフェンとマジック、2018年に続き2回目

Alannah Le Cross
テキスト:
Alannah Le Cross
Arts and Culture Editor, Time Out Sydney
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シーライフ シドニー水族館では、繁殖期を迎えたジェンツーペンギンのひなたちが続々と誕生している。誇らしげな新しい親たちの中にいるのが、同水族館のゲイペンギンパワーカップル、スフェンとマジックだ。彼らにとって2番目の卵を「養子」として孵化(ふか)をさせ、再びパパになった。

この素晴らしいカップルが国際的に注目を集めたのは、2018年。彼らはこの水族館のジェンツーペンギンとしては初めて卵を孵化させて、ひなを育てることに成功。ペンギン飼育員は、このカップルがダミーの卵を自然に世話することに観察した後、別のカップルが産んだ二つの卵の一つを与えた。

誕生したメスのララは、今では、スフェンとマジックの子育てスキルが高いことの証のような存在になっている。彼女は今年の繁殖期に巣作りを学び、賢いペンギンの一匹として、抱卵にトライした。

この1カ月間、ペンギンの新しいひなたちは非公開の環境で孵化。いちばん遅く生まれたひなたちの出生証明書には現在「2週間若い」と書かれている。ひなたちは今も両親に寄り添っていて、熱心な水族館のスタッフによると、彼らは健康で急速に成長しているという。

一番遅く孵化したひなは、最初は95グラムだったが、現在399グラムまでに成長。一番早く付加したひなは、2キログラムになった。

この喜ばしいペンギンのひなのニュースは、同水族館が取り組んで成功しているタツノオトシゴの再繁殖に続くもの。タツノオトシゴは、シドニー海域で、絶滅の危機に瀕している生物の一種だ。水族館では、ジェンツーペンギンのほか、救出されたアオウミガメのプラガにも会うことができる。訪れる前に開館時間を確認し、予約を忘れずに。

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