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今、シカゴの黒人経営のビジネスを支援をし、向上させる方法を探しているなら、以下のリストをチェックするのがベストだ。『シカゴ・ブラック・レストラン・ウィーク』、『ブラック・オウンド・シカゴ、ブラック・ピープル・イーツ』などのプロジェクトは、長年、地元の人々と黒人経営のビジネスを結びつけることを使命として運営されてきた。そんな彼らから、今は、コミュニティーによる支援がこれまで以上に必要な時だと声が上がっている。
『ブラック・オウンド・シカゴ』の創設者であるタニキア・カーペンターは、「意図的に選択することで支援が可能です。街に必要な全てのことは黒人経営の企業や店でまかなえます。もし、会計を相談したい、マニキュアを塗りたい、おいしい食事が食べたいなど要望があれば、私たちに任せて」と述べている。
また、黒人経営の店や企業へ寄付をしたり、テイクアウトやサービスの利用が難しくても、1セントもかからない支援方法が一つあると、タニキアは次のように教えてくれた。「今すぐ使えるお金がなくてもOK。ソーシャルメディアの投稿を拡散したり、自分自身の投稿で黒人のビジネスや運動を支持したり促進したりすることがいつでも支援になります」
タニキアが携わる『ブラック・オウンド・シカゴ』のほか、さらに四つのプロジェクトのサイトを紹介する。
ブラック・オウンド・シカゴ(Black Owned Chicago)
2016年創立。ヘアースタイリスト、アートギャラリー、デザイナー、レストラン、整備工など、シカゴ中の黒人経営による店やサービスを紹介している。地元住民やシカゴ出身者などが利用したいビジネスを簡単に見つけるのにぴったり。ユーザーは企業とつながり、レビューを残すことでその企業の知名度を高めることができる。
ブラック・シカゴ・イーツ(Black Chicago Eats)
黒人の料理と文化にスポットライトを当て、ニュース、インタビュー、企業プロフィールを提供している。ロックダウン中でも営業している、黒人経営者によるレストランの情報も含まれている。
ブラック・ピープル・イーツ(Black People Eats)
黒人が経営しているレストランをディレクトリ形式で紹介しているサイト。デリバリーやテイクアウトの情報もある。シカゴで始まった取り組みだが、アトランタからヒューストン、ボルチモアに至るまで、アメリカの各都市の情報も充実している。
ブラック・フード&ビバレッジ(Black Food & Beverage)
シカゴの飲食関係の人材を紹介するプロジェクト。情熱だけで走り出した取り組みだったが、今では、業界に欠かせないリソースになっている。5月初めからはバーチャルブッククラブが立ち上がり、本の著者とのQ&Aセッションなどを行った。今後のイベントは、 Instagramアカウントをチェックしよう。
シカゴ・ブラック・レストラン・ウィーク(Chicago Black Restaurant Week)
毎年恒例のレストラントイベント。イベントが行われていない期間も、主催者は、常に黒人経営の店を紹介している。Instagramアカウントをフォローして、紹介されている店を支援のヒントにするといいだろう。
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