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今日の「ソーシャルディスタンスを保ちながら創造的になろう」のニュースはこれだ。
アメリカのシアトルでホットタブボート(風呂船)が、この夏の注目アクティビティになりつつある。レンタルサービスを提供しているのは同地にある、その名もホットタブボーツ(Hot Tub Boats)社。
このボート1隻で最大6人の乗船が可能。シアトル、ダウンタウンの真ん中にある広大なユニオン湖で乗ることができる。2時間のレンタル料金は350ドル(約3万7,000円)なので、割り勘にすれば悪くない額だろう。参加者のうち少なくとも一人は、有効な(車の)運転免許証を持っている必要がある。
動力は電気モーターで、バスタブの湯は搭載しているディーゼルヒーターで40度に保たれる。船の移動はジョイスティックで操作が可能。最高速度は時速8キロメートルだ。毎回の利用後にスタッフがバスタブの湯を排水し消毒を行っているため、衛生面での心配はいらない。
実はこの船が登場したのは2012年のことで、最近の発明ではない。昨今の状況により、人々がソーシャルディスタンスの確保が可能なアクティビティに改めて関心を寄せており人気が出ている。
すでに合計2隻のボートが運行中。3隻目のボートはほぼ完成しているという。ビジネスインサイダーによると、来年の夏にはさらにもう1隻を就航させる予定もある。
シアトルにはすぐには行けないけれど、もっと広い海などでこのボートの風呂に浸かりたいなら、7万5,000ドル(約800万円)からオーダーメイドでの注文も可能だ。
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