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東京の街並みには、渋谷交差点や東京タワー、スカイツリーなど、多くの象徴的なランドマークがある。また、サイバーパンクの本やSF映画で名をはせる東京の未来的な光景のいくつかは、秋葉原がモデルとなっていることが多い。同地にはアニメや漫画の専門店、メイドカフェ、アイドルのコンサート会場などがあり、オタクの天国だ。
しかし、秋葉原を代表するランドマークの一つが、夏の終わりに閉鎖されることになった。建物のファサードに太いオレンジ色のストライプが入った象徴的なゲームセンター、セガビル2号館が、2020年8月30日(日)に閉館することを発表している。
レトロでモダンなアーケードゲームで知られるセガは、地元の人や観光客がゲームをしたり、クレーンゲーム機にチャレンジしたりと、年齢を問わず人気の場所である。現在、閉鎖の理由を公表していないが、新型コロナウイルスの影響で観光客が少なかったのは確かだ。
残念な知らせだが、秋葉原にはセガのゲームセンターは5号館まであり、タイトーのゲームセンターなども営業しているので安心しよう。今年はこれ以上東京のゲーム文化が消滅しないことを祈りたい。
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