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グランドハイアット東京の巨大バーガーに挑んできた

テキスト:
Mayumi Koyama
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海外からやってきた健康食ブームに乗っかり続ける必要もなかろう。長寿の国代表として、そもそも基本的に健康体だし、と1日くらいは開き直っても良いではないか。ダイエット中の人も、夏前の大切な時期かもしれないが、この機会を逃したらしばらく後悔するだろう。

5月いっぱいまでの期間限定で、六本木のグランドハイアット東京に総重量4キログラムの圧巻の巨大バーガーが登場中だ。同ホテルの開業15周年を記念し、今年3月にリニューアルされたステーキハウス「オーク ドア」でランチタイムに提供している、ホテルクオリティの本格バーガーだ。数字の15をテーマで、ビーフパテの重量は1.5キロ、値段は1万5,000円。

この巨大バーガーに、タイムアウト東京の食いしん坊スタッフ6人が挑んできた。確実にインスタ映えするご馳走を目の前に、まずはしばらく撮影会が続いた。この日のために当日朝食を抜いたスタッフもおり、皆コンディションは万全だ。

シェフが、直径約30センチメートルのバーガーを、ケーキのように6等分してくれた。切る前の状態で見ている時は、大きさへの実感が薄かったが、実際に6等分されたピースは、想像以上の分厚さで、ケーキの数倍はある扇形を目の前に、自分たちが今から何をしようとしているのか自覚した。

分厚いパテのほか、アイスバーグレタス、トマト、ローストグリーンチリ、アボカド、レッドオニオンを挟んだ豪華さ

最初のうちは楽しかった。高級ホテル特製バーガーというお宝を、ナイフとフォークできれいに食べようとする努力もしていた。黒ビール、マスタード、バター、スモーク・チェダーチーズがミックスされたチーズ味のソースが、絶妙にバンズとパテに合う。スモークされたハラペーニョの辛さがハンバーガーの濃厚さを和らげており、いくらでも食べ進められそう、だった。

必死さがにじみ出している笑顔

半分ほど食べると、果たして食べ切ることができるのかという疑問が満腹感とともに湧き出てきた。最終的に、約90分を要し完食したものの、量も値段も、8人でシェアするのがちょうどいいのでは、という結論に至った。しかし、楽しいランチタイムだったことには違いない。オフィスまで歩いて帰った時間も含めて。

胃袋に自信のある諸君はもちろん、インスタグラムのネタとして、気が置けない友人たちとの楽しいランチ会に、挑戦してみてはいかがだろう。

15周年記念バーガーについて、詳しくはこちら

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