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グラストンベリーのシャングリラがバーチャルフェスを開催

Kate Lloyd
テキスト:
Kate Lloyd
Contributing writer
glastonbury festival
Photograph: DFP Photographic / Shutterstock
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『グラストンベリー・フェスティバル』に行ったことがあるなら、シャングリラがとても楽しいことを知っているだろう。このエリアは奇妙なステージがたくさんあり(空っぽの移動遊園地や80年代の薄暗い競技場を思い浮かべよう)、アフターアワーズに行くべき場所として知られている。

2020年7月3日(金)と4日(土)、シャングリラを手がけるメンバーが、世界最大規模のVR(バーチャルリアリティー)用いたフィスを開催することが発表された。『ロスト・ホライズン(Lost Horizon)』と題されたこの音楽とアートをフィーチャーしたフェスティバルには、ステージが四つ用意され、音楽部門には50組、アート部門には100組の出演が予定されている。

ラインナップは豪華で、ファットボーイ・スリムやジェイミー・ジョーンズ、ジョン・ディグウィード、カール・コックス、イーツ・エヴリシング、ピート・トン、サシャ、セス・トロクスラー、スクリームらが登場。

雰囲気は、とても「シャングリラ的」なものになりそうだ。主催者はこのフェスを「仮想的であり、複合現実的でもあるフェスティバル」 と表現している。ユーザーはオンライン空間上の見晴らしの良い場所を移動したり、ほかのオーディエンスとチャットしたりすることができる。泥んこになる以外は、現実のフェスに行っている感覚を楽しめるだろう。

また、仮想フェス会場には、コンピューターが作り上げるアバターやホログラム、シャングリラでは定番となっている巨大看板アートも出現。さらに、SHITV(Shangri-La International Television)というステージでは、映画、ドキュメンタリー、演劇、ライブアート、コメディーを見ることができる。

『ロスト・ホライズン』をゲームモード(PC、VR、 iOS、Android)で楽しむ場合はここからサインアップが必要。ストリーミングは、 Beatport、 Twitchのほか、Facebook、YouTubeでも楽しむことが可能だ。ビッグイシューやアムネスティ・インターナショナルを寄付先としたプレミアムチケットもある。

原文はこちら

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