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このほど横浜港に完成した、実際に動く新しいガンダムは、お台場が誇る原寸大のユニコーンガンダムの好一対となることだろう。この18メートルの巨大なロボットは2014年に着工、現代工学の粋を集めて製作された。デザイナーたちはロボットの腕が自重で壊れないようにしたり、24の可動式パーツをうまく設計したりするのに四苦八苦しており、その結果、この計画と調査の段階だけで2年を費やした。
このほど横浜港に完成した、実際に動く新しいガンダムは、お台場が誇る原寸大のユニコーンガンダムの好一対となることだろう。この18メートルの巨大なロボットは2014年に着工、現代工学の粋を集めて製作された。デザイナーたちはロボットの腕が自重で壊れないようにしたり、24の可動式パーツをうまく設計したりするのに四苦八苦しており、その結果、この計画と調査の段階だけで2年を費やした。
ロボットの披露は2020年10月を予定していたが、新型コロナウイルス感染症のために延期に。延期になったとはいえ、ロボット自体は思いがけない伝統的な儀式によって完成まで至っている。頭部が胴体に合体させられる前に神道の神主による上棟式が執り行われたのだ(完成の場面は、上記動画の2分45秒あたり)。
かしこまった身なりで二人の神主が巨大なガンダムの頭をおはらいしている様には困惑させられてしまうが、上棟式は、日本のほとんどの建築物が完成に近づくと行われるありふれた儀式でもある。一般に神主は建物の屋根を清めるが、ガンダムの場合は頭部が次善の策とされたのだろう。
オープニングが延期になったからといって、ファンはがっかりしないでほしい。プロジェクト当局によれば、年内にはオープンする予定だ。ガンダム本体のほかにも、ショップや展覧会、ガンダムにちなんだドリンクやフードがあるカフェなどもあるという。
当面は、現在開催中のヨコハマトリエンナーレ2020を訪れてみては。
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