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アメリカ、空港でのウイルス検査を廃止

9月14日から、これまでほとんどが陰性だったことを受け

Anna Rahmanan
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Anna Rahmanan
Senior National News Editor
Screenings at airports
Photograph: Shutterstock
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2020年9月14日から、アメリカでは国外から到着する旅行者への新型コロナウイルス検査を廃止することになった。この変更はホワイトハウスの指示を反映させたもの。

新型コロナウイルスの世界的大流行が始まった3月以降、アメリカは国外からの到着客受け入れを制限。検査能力のあるボストンやシカゴなど、13の空港からの入国に限定していたが、今回の指示により間接的にこの措置も中止されることとなる。

CNNは空港での検査が廃止された理由について「空港で検査を受けた65万5000人の乗客のうち、新型コロナウイルスと確認されたのは15人未満だったため」と伝えている。

変更前の手続きでは、旅行者は体温チェックの実施、病歴と現在の健康状態の提出を求められ、空港側は必要に応じて連絡先の追跡を容易にする目的で、乗客の連絡先情報を入手して地元保健当局に提供する必要があった。

また今回の変更を機に、アメリカ国務省による自国民全てに海外旅行を避けるように求めていた通達は、訪問国ごとの指示に切り替わる。

業界団体であるエアラインズ・フォー・アメリカの広報担当者、キャサリン・エステップはホワイトハウスの決定に同意。公式声明で「我々は、限られた資源を最大限に活用できるような検査への支出を引き続き支持しており、潜在的に健康問題を抱えていると疾病対策予防センター(CDC)が空港で認定した乗客数が極めて少なかったことを考えると、もはやこれらの空港での検査を続けることは意味がないと考えている」と述べた。

訪問国ごとの勧告や旅行関連の最新情報については、アメリカ国務省のウェブサイトで確認することができる。

原文はこちら

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