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アブダビで建設中のアル・クアナ(Al Qana)は、この街で最もエキサイティングなスポットになると期待されている。オープンは2020年末の予定だ。
アル・クアナは複合施設で、ダイニングレストランのほか、エンターテインメントやウェルネス関連のサービスなどのテナントが入居。さらに敷地内には、アブダビ最大の映画館、中東最大の水族館、亀の保護施設、大きい文化施設などがオープンし、ランニングと自転車専用コースが併設される。
同施設では、新型コロナを経験した世界の現状を加味し、より健康的な生活ニーズに答えることを意識。「アブダビを世界で最も住みやすい街に変え、新しいライフスタイルのトレンドに対応していく」ことを目標に掲げている。
また、エンターテインメント、教育、レジャーだけでなく、オープンスペース、コミュニティーイベント、各種アクティビティの充実も魅力だ。例えば、ザ・ブリッジと名付けられたライフスタイルとウェルネスの拠点施設では、全身の健康を向上させながら、リラックスでき、ワークアウトや食事、学び、人との出会いの場を提供することを目指す。
アル・クアナを開発しているアル・バラカ・インターナショナル・インベストメントの最高経営責任者(CEO)であるフアド・マシャアルは、「アル・クアナはこれまで以上にアフターコロナを意識し、安全な屋外空間と健康的なライフスタイルの選択を求める人々のための施設になるでしょう。私たちの目的は、ビジネス、飲食店、レクリエーション施設、ウェルネ施設などのために活気あるエコシステムを構築することです」と説明。
さらに「多目的施設であり、体験型のエンターテインメントが楽しめる場所でもあるアル・クアナは、地元住民と観光客の両方にダイナミックで魅力的な体験を提供します。中東最大の水族館、独立したものとしてはアブダビで最大の映画館、バーチャルリアリティーやeスポーツの施設、子どもたちが遊べる場所などを有し、家族や友人のための必見のディスティネーションになるでしょう」と述べた。
新型コロナの感染の広がりが落ち着いてはないが、公衆衛生を確保し、必要な安全対策を実施しながら、開発計画は順調に進んでいる。本当に完成が待ち遠しい。特に長さ7メートルで中東最大の爬虫類(はちゅうるい)となるニシキヘビを水族館で見るのが楽しみだ。
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