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眠らない街、新宿歌舞伎町の雑居ビル2階に、ユニークなダイニングバー辛宿(しんじゅく)が登場した。場所は花道通り沿い、近所には新宿ゴールデン街や風林会館、珍味を味わえる中華料理屋 シャンハイシャオツー(上海小吃 )など、多くの呼び込みやキャッチが行き交う繁華街の中心に位置する。
内装は、辛宿店長の友人であるクリエーターの山本海人が担当。トレーラーハウスとスケートプールが隣接したコミュ二ケーションスペース、サノバチーズ(SONOFTHECHEESE)や、グリルサンドを提供するカフェ、バイミースタンドを立ち上げるなど、その活躍は多岐に渡る人物だ。山本が手がけるアパレルブランドでは、店名の辛宿コレクションもあるようだ。独特のライティングや、ダルメシアン柄の椅子など、調度品にもこだわりが見られる。
入り口付近。近隣店のキャッチに立つ人々で扉が隠れていることが多いので注意
カラフルに光る階段
天井には特注のカラフルなネオン
ドリンクはビール1杯550円からとリーズナブル。フードは店名の辛宿(しんじゅく)の文字通り、唐辛子がゴロゴロと入ったラーズーチー(辣子鶏)や日替わりカレー、ペペロンチーノなど、辛いことが特徴である。メインのフードは一品1,000円前後ほど、小盛りで提供され少々高めにも感じるが、そこは歌舞伎町価格。辛さは好みで調整してくれるため、激辛好きはぜひ挑戦してみてほしい。
『ラーズーチー(辣子鶏)』(1,200円)
『からすみのペペロンチーノ』(1,200円)
3階の天井にはトラのネオン
写真の美人ママは、辛宿の代表をはじめショットバーやスナックなど、新宿にあるさまざまなナイトバー3店舗の経営を務める方。もし出会えたならラッキーだ。店内にはカラオケも設置されており、軽く飲むにも2軒目にも寄りたい雰囲気がある。独特の内装を楽しみながら、歌舞伎町で辛いものが食べたくなったら立ち寄ってみよう。
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