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従来の福祉の枠を超えたアイデアやデザイン、テクノロジーを発信する『超福祉展』が、11月7日から渋谷ヒカリエ8階08/(ハチ)などで始まった。
『超福祉展』は、正式名称が『2020年、渋谷。超福祉の日常を体験しよう展』で、障がい者をはじめとするマイノリティや福祉そのものに対する「心のバリア」を取り除こうと、2014年より毎年11月に一週間行われる展示会。会場には、福祉を支える最先端のプロダクトやテクノロジーが展示されており、慶応義塾大学による「盲人ランナーと伴走者をサポートするグッズ」や、産業技術大学が開発した「楽器の機能を持たせた音の鳴る服」などが注目を集めていた。
展示物のほとんどが、実際に触れることができ、最新の障害者向け運転補助装置や補聴器などの技術を体験すると、来場者たちは技術の進化に驚いていた。
また、開催期間内には、様々なシンポジウムや体験ツアーが開催され、8日には、タイムアウト東京代表の伏谷博之がアソビジョン代表取締役で慶應義塾大学研究員の國友尚と登壇し、『東京をひらくーOPEN CITYの条件ー』と題したトークセッションを行った。
11月10日(土)には、ハチ公前広場でパーフォマンスやワークショップが、渋谷駅13番出口地下広場で最新テクノロジーとスポーツが融合した『超人スポーツ体験会』などが開催される。驚きに満ちた福祉の最前線をのぞいてみよう。