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LGBTQ活動家マーシャ・P・ジョンソンの名が州立公園に

歴史を変えたトランスジェンダー女性にささげ、パブリックアートも設置

Will Gleason
テキスト:
Will Gleason
Content Director, The Americas
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2020年8月24日、ニューヨーク州知事のアンドリュー・クオモは、ブルックリンのウィリアムズバーグ地区にあるイーストリバー州立公園の名前を、LGBTQの公民権運動家マーシャ・P・ジョンソンにささげ、改名すると発表した。マーシャは生きていれば24日に75歳の誕生日を迎えるはずだった。ニューヨークの州立公園が、LGBTQとトランスジェンダー女性をたたえたのは今回が初めてである。

またアナウンスでは、公園の名前を変えるだけではないことも明らかにした。2021年の夏までに完了予定の追加項目には、新しいパークハウスと教育センター、劣化したコンクリートの塗装、新しい遊具、そして何よりもクールなことに、マーシャの生涯をたたえるパブリックアートインスタレーションが含まれている。そのインスタレーションは、マーシャの人生に関する解説資料や、LGBTQのための運動に関する情報とともに刻まれるだろう。

クオモは声明のなかで、「ニューヨークや世界中で彼らの疎外された声は認識されず、公の記念碑はほんの一部しかない。マーシャ・P・ジョンソンはLGBTQ運動の初期のリーダーの一人であり、謝辞を得るにふさわしい人物。平等を得るために戦った彼女の活動をたたえ、語り継いでいくことが重要だ」と述べた。 

マーシャは1945年8月24日に生まれ、LGBTQの権利の獲得とHIV/エイズ(AIDS)治療を提唱した活動家の一人。その生涯では、1969年のストーンウォールの反乱におけるリーダー、ゲイ解放戦線の創設メンバー、ACT UPの活動家として、また家族に疎外された貧しい子どもたちを支援する団体「Street Transvestite Action Revolutionaries,STAR」をシルビア・リベラとともに設立した。また、エイズの感染者やLGBTQでホームレスの若者を保護するためのシェルターを市内に作る活動に貢献していた。彼女の死に関する事件の真実は解明されていない。 

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