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カフェに入るほどではないが少しだけ作業をしたい、移動の端々で作業時間を確保したい……。そんな時に助かりそうなスポットが登場する。
東日本旅客鉄道は、働き方改革のサポートを目的としたシェアオフィス事業「STATION WORK」の実証実験を進めてきた。その結果を踏まえ、今年8月より東京都内の主要4駅にてブース型シェアオフィスSTATION BOOTHの展開を開始する。
ブースが設置されるのは、東京駅、新宿駅、池袋駅、立川駅の改札外。利用者はキャンペーン料金である15分162円(キャンペーン終了後は270円)をベースに、利用時間分の料金を支払うことで、ブースを使うことができる。
ブース内には、Wi-Fiやコンセント、デスク、椅子、照明にモニターと、作業に必要な設備は一通りそろっている。実証実験で得た結果を元に改良を重ねたとのことで、その使い心地に期待が高まる。
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さらに今秋には、東京駅丸の内地下改札外にてコワーキングスペースSTATION DESKの開業も予定している。こちらは、会員登録をすればSTATION BOOTHと同額でさまざまなバリエーションの席を選択することができるという内容。用途に合わせた使い方ができるのが特徴だ。
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今秋以降、首都圏を中心とした多くの駅にこうしたワーキングスペースが導入されていく予定だ。また、会員を登録すれば事前にブースを予約することも可能になる。カフェや喫茶店の空き席を求めてウロウロする「作業場難民」の解消にも期待したい。