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7月公開の注目映画5選

Mari Hiratsuka
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Mari Hiratsuka
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タイムアウト東京が注目する、7月公開の映画を紹介。今月は、フェミニズムの要素を加えたスリラー作品『REVENGE リベンジ』や、尾崎豊やブラッド・ピットになりきる男たちが登場する異色の恋愛ドラマ『君が君で君だ』、キューバの老ミュージシャンらで結成されたバンド、ブエナ・ビスタ・ソシアル・クラブのラストツアーを追ったドキュメンタリーなどが公開される。

『君が君で君だ』 ※2018年7月7日公開

(C)2018「君が君で君だ」製作委員会

監督:松居大悟

自分の名前を捨て去り、10年間にわたり、愛する女性が憧れる男になりきった3人の異色の恋愛ドラマ。尾崎豊になりきる男を池松壮亮、ブラッド・ピットになりきる男を満島真之介、坂本龍馬になりきる男を大倉孝二がそれぞれ演じた。音楽は、ジャ・ジャンクー監督やホウ・シャオシェン監督の作品に参加してきた半野喜弘が担当している。

『縄文にハマる人々』※2018年7月7日公開

(C)2017rtapikcar,inc

監督:山岡信貴

実態のほとんどが謎に包まれている「縄文時代」を題材にしたドキュメンタリー。宇宙人地球飛来説を裏付けるような土偶たちをはじめとする奇妙な造形物などの謎を、考古学や民俗学の専門家、いとうせいこうやグラフィックデザイナーの佐藤卓といった文化人やアーティストらの視点から語られる。水曜日のカンパネラのコムアイがナレーションを担当した。

REVENGE リベンジ』 ※2018年7月7日公開

(C)2017 M.E.S. PRODUCTIONS - MONKEY PACK FILMS - CHARADES - LOGICAL PICTURES - NEXUS FACTORY - UMEDIA

監督:コラリー・ファルジャ

フェミニズムの要素を加え、レイプ犯への報復を描くウルトラ バイオレンス スリラー。この手のジャンルはたいてい不快で搾取的だと感じる人にこそ、鑑賞してほしい作品だ。興味深いのは女性監督が、女性ならではの視点で物語を描いているということ。2017年のトロント国際映画祭では、上映中に気絶者が出て、救急医療隊員が駆けつける一幕もあったそうだ。

『ジュラシック・ワールド 炎の王国』 ※2018年7月13日公開

(C)Universal Pictures

監督:J・A・バヨナ

シリーズ14年ぶりの新作として2015年に公開された、『ジュラシック・ワールド』の続編。イスラ・ヌブラル島に、火山の大噴火の兆候が表れ、恐竜たちの救出活動が行われるのだが、裏の組織にハメられてしまう主人公のクレアたち……。遺伝子操作による恐竜の兵器として利用など、現代的な問題が描かれた作品だ。映画は3部作となり、次作で完結する。

『ブエナ・ビスタ・ソシアル・クラブ★アディオス』※2018年7月20日 公開

(C)2017 Broad Green Pictures LLC

監督:ルーシー・ウォーカー

ヴィム・ヴェンダースが監督を務め、1999年に公開されたドキュメンタリー『ブエナ・ビスタ・ソシアル・クラブ』の18年後を捉えたドキュメンタリー。ブエナ・ビスタ・ソシアル・クラブは、アメリカ人ギタリストのライ・クーダーと、キューバの老ミュージシャンらで結成されたバンドだ。本作では、平均年齢73才となった5人の現メンバーが行った『“アディオス” 世界ツアー』を追う。

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